Macで何が領域を使っているかを確認する方法
Macのストレージを確認する最も手早い方法は、アップルメニューを開き、「システム設定」>「一般」>「ストレージ」と選択することです。上部のバーに使用済みの量と空きの量が表示され、その下のリストに使用済み領域がカテゴリ別に表示されます。
この画面は出発点としては優れていますが、すべてが表示されるわけではなく、「システムデータ」の数値はほとんど何も説明してくれません。残りはFinderとターミナルが補います。ここでは、内蔵の4つの確認方法を手間の少ない順に紹介し、それぞれが見落とすものを説明します。
1. 「システム設定」の「ストレージ」
「システム設定」>「一般」>「ストレージ」と開き、計算が終わるまで少し待ちます。色付きのバーにポインタを置くと、各区分が何なのかが表示されます。その下の各カテゴリには情報ボタンがあります。クリックすると、数値の裏にある実際のファイルやアプリが表示されます。
最も役立つ行は、サイズ順や各アプリを最後に使った日の順に並べ替えられる「アプリケーション」と、「大きいファイル」タブがある「書類」です。「iOSファイル」には、iPhoneとiPadのバックアップとインストーラが表示されます。「メッセージ」には、添付ファイルがサイズ順に表示されます。
限界は、カテゴリが、macOSが分類の仕方を知っているものしかカバーしないことです。それ以外はすべて「システムデータ」に入り、そこには情報ボタンがありません。開発に使っているMacやアプリの多いMacでは、それが最も大きい行になることがあります。
2. Finderでフォルダのサイズを見る
Finderは、すべてのフォルダの大きさを表示できます。ホームフォルダから大きなものへと順にたどっていくには、これが最も簡単な方法です。
- Shift + Command + Hキーでホームフォルダを開き、Command + 2キーでリスト表示に切り替えます。
- 「表示」>「表示オプションを表示」と選択し、「すべてのサイズを計算」にチェックを入れて、「サイズ」列をクリックして並べ替えます。
- 最も大きいフォルダを開き、同じことを繰り返します。1つの項目を確認するには、それを選択してCommand + Iキーを押します。
- Shift + Command + ピリオド(.)キーを押すと、.cache や .gradle などの隠しファイルと隠しフォルダが表示されます。「ライブラリ」フォルダも隠されています。Optionキーを押したまま「移動」を選択すると開けます。
- 「表示」>「ステータスバーを表示」と選択すると、すべてのFinderウインドウの下部に空き領域が表示されます。
3. Finderの検索で大きなファイルを見つける
Finderはサイズで検索できるので、大きなファイルがどこに隠れていても見つけられます。
Finderウインドウを開き、Command + Fキーを押します。検索対象を「このMac」に設定します。最初の検索条件メニューをクリックして「その他」を選択し、リストから「ファイルサイズ」を見つけて選択します。次に、「が次より大きい」に設定し、たとえば1 GBのようにサイズを入力します。
結果はフォルダではなく個々のファイルなので、ビデオ、ディスクイメージ、アーカイブを探すのに向いています。何千もの小さなファイルでできたフォルダは見つけられません。キャッシュや開発用のフォルダは、たいていそういうものです。
4. ターミナル:Finderが隠している場所を見る
2つのコマンドで、ほとんどの疑問に答えられます。df は、ボリューム全体について、サイズ、使用済みの量、利用可能な量を表示します。du は、フォルダの中身を合計します。
下記の1つ目のコマンドは、起動ボリュームの空き領域を表示します。2つ目は、隠し項目も含め、ホームフォルダ内のすべてをサイズ順に、最も大きいものが最後になるように一覧表示します。さらに深く見るには、パスを、結果に出てきた ~/Library などのフォルダに置き換えます。どちらのコマンドも読み取るだけです。「書類」や「ダウンロード」などのフォルダへのアクセスをターミナルに許可するかどうか、macOSが尋ねることがあります。du は、読み取りが許可されていないフォルダを計測できません。
df -h /System/Volumes/Data
du -sh ~/* ~/.??* 2>/dev/null | sort -h | tail -25数値が合わない理由
Finder、「システム設定」、ターミナルの数値がめったに一致しないことに気づくはずです。どれも間違ってはいません。数えているものが違うのです。
- パージ可能な領域。macOSは、Time Machineのローカルスナップショットや、iCloudにも保存されているファイルなど、領域が必要になったときに一部のデータを削除できます。Finderはその領域を利用可能として数えます。ターミナルは使用済みとして数えます。
- スナップショット。ローカルスナップショットは、期限切れになるまで、削除したファイルをディスクに保持します。そのため、何かを削除した直後には空き領域が増えないことがあります。
- APFSのクローン。複製したファイルは、どちらかが変更されるまで、オリジナルとデータを共有します。ファイルサイズを合計するツールは、それを二重に数えます。
- スパースファイル。Dockerのものなどの仮想ディスクは、ディスク上で使っている量がはるかに少なくても、最大サイズを報告することがあります。
- 保護されたフォルダ。フルディスクアクセスがないと、ツールは「メール」、「メッセージ」、Safariのデータなどの場所の中を見られないため、合計が少なく出ます。
最初に見るべき場所
領域が足りず、どこから手を付ければよいかわからない場合、予想外の大きさの原因はたいてい、いくつかの場所にあります。~/Downloads、~/Movies、~/Pictures にある写真ライブラリ、~/Library/Caches、~/Library/Application Support、~/Library/Containers、そして開発者のMacでは ~/Library/Developer です。
何かを削除する前に、上記のいずれかの方法でそれらのサイズを確認してください。どれが大きいかがわかれば、どの片付けに時間をかける価値があるかがわかります。
Diskzyでディスク全体を見る
DiskzyはMacのネイティブアプリで、ディスク全体をマップにします。初回の読み取りには数秒かかります。その後は約1ミリ秒で開き、ファイルの変更に合わせて最新の状態を保ちます。「Search」(検索)では、名前、種類、サイズ、経過日数でファイルを見つけられます。
「System Data, explained」(システムデータの内訳)ビューは、macOSの「システムデータ」を、開発者データ、キャッシュ、アプリのデータ、ログ、バックアップといった名前の付いた部分に分け、それぞれにサイズと、「Safe to clear」(消去しても安全)、「Look first」(まず確認)、「Managed by macOS」(macOSが管理)のいずれかを表示します。すべてを見るにはフルディスクアクセスが必要で、アナリティクスもアカウントもありません。
よくある質問
- Macで何が領域を使っているかを確認するにはどうすればよいですか?
- 「システム設定」>「一般」>「ストレージ」と開き、各カテゴリの横にある情報ボタンをクリックします。そこに表示されないものについては、Finderの表示オプションで「すべてのサイズを計算」をオンにするか、ターミナルで du コマンドを使います。
- Macの「システムデータ」がこれほど大きいのはなぜですか?
- 「システムデータ」は、macOSがほかのカテゴリに入れられないものすべてです。キャッシュ、ログ、アプリのサポートファイル、ローカルスナップショット、仮想メモリ、開発者向けのファイルなどです。「ストレージ」画面は内訳を示さないので、中身を見るにはFinder、ターミナル、またはディスク分析ツールが必要です。
- Finderのほうがターミナルより空き領域が多く表示されるのはなぜですか?
- Finderは、必要に応じてmacOSが解放できるパージ可能な領域を、利用可能な数値に含めています。ターミナルの df コマンドは、それを使用済みとして報告します。
- Macで大きなファイルを見つけるにはどうすればよいですか?
- 「ストレージ」で「書類」の横にある情報ボタンをクリックし、「大きいファイル」を開きます。または、FinderでCommand + Fキーを押し、「ファイルサイズ」の条件を追加して、指定したサイズより大きいファイルを検索します。
関連ガイド
- Caches~/Library/Caches
- Application Support~/Library/Application Support
- Containers~/Library/Containers
- Photos Library~/Pictures/Photos Library.photoslibrary
- Time Machine local snapshots(APFS snapshots, not a folder)
アンインストールガイド
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